快適に噛める入れ歯を作るには
快適な生活を得るための入れ歯を作る

入れ歯にとって重要なことは、しっかり噛めることだけではありません。どんなにしっかり噛めたとしても、残っている他の歯や歯茎を痛めてしまったりしてはマイナスです。それが原因で健康だった歯まで失うことになってしまったら、それこそ入れ歯の意味がありません。快適な生活を送るための「本当の入れ歯」には、残っている歯や歯茎を健康なまま維持できることが重要なのです。
入れ歯の設計
残っている歯や歯茎を健康に保てる入れ歯を作るには、正確かつ患者様一人ひとりに合わせた設計が重要です。どんなに質の高い材料を使用しても、設計が間違っていては快適に使える入れ歯はできません。本当の入れ歯を作るための設計は、噛み合わせまで考慮して以下のようなポイントを基に行います。
1.残っている健康な歯に出来るだけ負担がかからないようにする
2.粘膜に触れる部分やバネなどの大きさを正しく計算する
3.破損しにくい強度を心掛ける
4.舌の動きを妨げないようにする
5.周りの歯を傷付けないようにする
歯科医師と患者様との連携
入れ歯の性能は製作する歯科医師の技術や経験によって大きな差が出ます。しかし、入れ歯は製作すれば終わりというわけではありません。その後の使用法やメインテナンスによっても入れ歯の性能には差が出てくるのです。歯科医師と患者様のどちらかが手を抜いてしまえば、入れ歯は本来の性能を引き出せません。逆に相互の協力があれば、より高い性能を長期間にわたって発揮することが可能になります。
入れ歯治療は歯科医師だけが行うものではありません。歯科医師と患者様とが力を合わせて行う共同作業です。入れ歯を入れた患者様の口腔内は、少しずつ変化しています。より良い状態を維持するためには、お互いに信頼し合いながら入れ歯を作り上げ、維持することが大切なのです。